前の投稿はだいぶ内容が古くなってしまったのでちょっとテーマを変えていこうと思います。
Android Wearについて
せっかく再開したので、最近注目しているAndroid Wearとそのアプリの開発について綴っていくことにします。
SDKが公開され、開発環境もAndroid Studio 1.0が正式リリースされるなどWearアプリ開発の環境がだんだんと整ってきているようです。
まずは取っ掛かりということで11月に発売されたSONYのSmart Watch 3を買ってみました。
公式サイトにはライムなどのイメージもありますが、これらは2015年発売予定となってますね。バンドの素材など見た目はスポーツウォッチといった感じです。
SONYはこれ以前にもSmart Watchシリーズを発売していますが、このモデルでは初のAndroid Wear OSを採用しています。
購入時のバージョンはたしかAndroid 4.4W でした。(キャプチャ撮っておけばよかった)
その後数日経ってシステムアップデートが提供され、バージョン5.0.1になりました。
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「端末情報」の画面 |
Smart Watch 3(Android Wear)で何ができるのか
今回Android Wear端末は初めて使うことになるため、実際にSmart Watchで何ができるかは良くわかってませんでした。というかセットアップしてみたもののまず使い方がわからない。。。
色々とサイトを調べながら触っているうちにだんだんとわかってきました。
事前知識なしでは結構扱いにくいデバイスだと思います。
前提条件
まず使い始めるための前提条件としてAndroidスマートフォンとの接続が必須になります。
Bluetoothのペアリングが完了するまでは何も操作できませんでした。
接続したら後は主にスマートフォン側で時計の設定を行うことになります。
基本的な考え方としては、設定はスマートフォン側、通知確認以外の操作を時計側で行う場合はボイスコマンドを使う、といった思想になっているようです。
もちろん時計側でタッチ操作でアプリ起動して使うこともできますがアプリ一覧にたどり着くまでの階層が深いです。
できることとしては、
- スマートフォン側の通知を受け取る
- Google Nowのカード表示
- 時計表示(OS 5.0からカスタムフェイスに対応しました)
- フィットネス情報(Google Fit、Sony Lifelog)
- 音声検索
- 時計単体で音楽再生(※Xperiaシリーズのみ)
ここが○
- 音声コマンドの認識率が思ったより高い
- LINEや短いメール等の確認はこれで事足りることも多い
- Yahoo!の通勤タイマーが便利
- 腕につけた時計を顔の方に向けると自動でライトがONになる(ただこれにはコツがいります。まだうまく自動ONできない時が結構ある)
- 一定時間でライトはOFFになるがOFFの状態でも白黒の簡易表示がされたままなので光のあるところではディスプレイの確認が可能。屋外でも結構視認性が高い
- ウォッチフェイスのアプリが色々出てきているので、好きなのに変えられるのは楽しい
ここが×
- 音声入力を開始するには「OK, Google」と呼びかける必要がある(端末タップでも開始できるので問題ないが。。)
- 時計側のアプリを起動するのに階層が深すぎる。ランチャーアプリは入れておいた方が良い
- バッテリー(カタログでは通常使用で2日とありますが実際そのくらいかなと思います。今はちょこちょこいじっているので毎日充電しています)
- 充電ケーブルが挿しにくい(本体面の真裏に端子があり、時計を外さないと充電できません。またこの端子のカバーがとても外しにくい)
- 埃が付着しやすい(これはブラックモデルだからかもしれませんが、埃が付きやすく、また目立ちます)
まだ1週間も使っていないですけど、使ってみたら意外と便利です。
そんなに時計ですぐに確認しなければいけないような状況もないですが、今はまだ目新しさで面白いという部分が大きいです。外出中は特に立ちますね。
小さい子どもを連れているとスマートフォを取り出す暇もあまりないので自分としてはたいへん便利です。
アプリがまだまだ少ない状況なのでこれからスマートウォッチの新しい使い方を提案するようなアプリやサービスが出てくるのが楽しみです。
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